※画像はイメージです。アルバムは防水性ではありませんのでご注意下さい。
1968年から日本国外でのアルバム販売をスタートさせたナカバヤシは、現在では世界30ヵ国以上に商品を輸出。北米や欧州の数ヵ国の取引先へはOEMでの商品供給も行っており、高品質かつ納期を厳守する姿勢から、アジア諸国のメーカーの中では群を抜いた評価を受けています。また同業他社とは異なり、中東諸国との取引も多く、サウジアラビア、ドバイ、クエート他、多くの国で30年以上アルバムを販売しています。 ナカバヤシは、日本を代表するアルバムメーカーとして、大切な写真を守る為の確かな技術・品質を培い、独自の商品を数多く生み出しています。私達は「これこそが日本製のアルバム」という絶対的な自信を持っています。
北米 | 輸出全体の20%弱が、北米でのアルバムの販売となっています。 |
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欧州 | 輸出全体の25%程度が欧州での販売となっています。 |
中国 | 現地に自社の販売会社があり、輸出全体の20%弱を中国で販売しています。 |
東南アジア | 香港、シンガポール、台湾、インドネシア、タイ、バングラデシュ等に輸出しています。 |
オセアニア | オーストラリアに輸出全体の10%弱を輸出しています。 |
フリー台紙は保管場所の温度、湿度等により、湾曲、波打ち、フィルム浮きといった不具合が生じるため、原紙の配合はオリジナルの仕様を採用。長年蓄積されたデータより、フリー台紙用の原紙として適正な物性基準を作成し、これに沿った配合を製紙メーカーに依頼して抄造しています。
ここでご紹介する原紙試験検査は、こうしてできた原紙が当社の基準に適合しているかを判断するためのものです。製紙メーカー側でも同様な試験を実施していますが、その試験結果とナカバヤシの試験結果を照合して判断する二重検査体制を採用しています。
※なお、100年台紙、プラコート台紙、ライト台紙の原紙につきましては、製紙メーカー定番の原紙(当社仕様でない)を使用しています。100年、プラコート台紙は原紙をラミネートしており、ライト台紙の原紙は、台紙に適した原紙を選定しているためです。
※ これらの項目は、原紙に関する一般的な試験項目です。特に、⑩⑪⑭は、原紙が吸湿する程度および吸湿による原紙の伸長の程度を表しており、試験項目の中でも重要な項目です。
台紙生産時に特に注意しているのは、台紙の水分値(含有水分率)と粘着力(カバーフィルムをめくる力)です。原紙には抄造時の水分値に戻ろうとする性質があるため、できるだけ適正な水分値の範囲になるように調整しなければなりません。また、粘着剤には水性タイプを採用しており、生産時の乾燥の程度によって粘着力が変化するため、これら2項目が重要な検査項目となります。
また、新たな台紙が企画される際には、耐光性試験、乾燥および加湿環境下における台紙の変化試験、場合によっては加熱促進試験などで台紙の品質を検証しています。
※ これらの項目は、原紙に関する一般的な試験項目です。特に、⑩⑪⑭は、原紙が吸湿する程度および吸湿による原紙の伸長の程度を表しており、試験項目の中でも重要な項目です。
紙製品は、保管場所の湿度、温度等の影響を受けて伸縮などの変化が生じます。フリー台紙の場合、原紙が伸縮することにより、台紙に湾曲、波打ち、フィルムの浮きといった不具合が発生。お客様から不具合のお申し出があった場合、それが台紙生産時の問題か、保管環境によるものかを判断するために、保管サンプルの状態を確認してお客様に適切なご回答ができるように努めています。こうした保管サンプルは、生産したすべてのフリー台紙について、3年間保管しています。また、検査結果についてもファイリングして保管しています。
※紙製ポケット台紙につきましては、この様な試験は行っておりません。生産時での、目視、触感等による製品検査となります。
台紙製造の工程ラインに水分の測定器があり、原紙の水分値および製造工程内の温度・湿度等の変化に対応した生産を実施。また、湿気を帯びにくい原紙配合を採用しています。 この適正な水分値の調整によって台紙がカールしません。
ナカバヤシのアルバムは原紙試験検査・台紙品質検査・サンプル保管など、徹底した管理の元で製造されています。そして、優れた保存性によって、長く美しく写真を保存することができます。
アルミ箔でコーティング加工した、高い耐久性を誇るフリー台紙です。原紙の水分量を一定に保ち、吸湿・乾燥しにくいのはもちろん、耐光性にも優れているため光による紙焼けも起こりにくいのが特長です。また、台紙の反りやゆがみ、波うちなども発生しにくい構造となっています。
台紙をPET(ポリエチレンテレフタレート)でコートしたフリー台紙です。紫外線の防止効果に優れ、従来の白フリー台紙と比べても約3倍もの耐光性があり、台紙の黄ばみを防止します。また防湿効果にも優れているため、高温多湿環境での長期保存でも変形・劣化を抑えます。
100年台紙は台紙表面にアルミ箔、またプラコート台紙はPET素材でラミネート加工をすることによって、空気との接触を抑え、台紙の変色・変形などの劣化の原因となる、紫外線や熱、湿気、酸素中に含まれるオゾン、排ガスなどの酸化物などの影響から守ります。また、カバーフィルムが付いたフリー台紙は、インクジェット写真などの色褪せ要因となる空気を遮断することができます。
紙とフィルムを接着していないため、湿気などの影響を受けにくく形状の変化が起こりにくいポイントシール台紙を採用したアルバムです。ポケットアルバムには珍しい、クラフト紙を使用した雑貨スタイルのデザインで、国内工場にて徹底した管理のもと生産を行っています。
一番のポイントは湿度に因って左右されない「安定した形状」です。 ポケット台紙は、紙とフィルムから成っており紙は湿度に因って伸縮しますが、 フィルムは伸縮しないため糊で貼りつけた台紙では、 波打ちやカール(反り)が発生します。 ポイントシール台紙は、紙が伸縮しても、紙とフィルムを接着していないため、影響を受けず形状を保つので、写真を美しく残すことができます。
フィルムに透明度の高いOPPフィルムを、台紙には黒台紙を採用し、超高度の透明度を実現したポケットアルバムです。 異なるフィルムを溶着する市場初の工法によって生まれた 透明度と黒台紙の組み合わせによって、写真を際立たせます。
このアルバムは、フィルム部分にOPP(二軸延伸フィルム)、台紙部分にCPP(無延伸ポリプロピレンフィルム)を使用しています。この異なる性質をもったフィルムを溶着する形状のポケットアルバムはこれまでになく、工法特許を申請中です。